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2015/04/10
山梨では桜の季節もそろそろ終わりです
先日2歳半になる息子の入園進級式があり
ちょうど満開の桜を見ながら歩いていました
花びらがヒラヒラ舞っていて
何気なく写真を撮ったら、ちょっと神秘的な感じに
曇り空なんですけどね、深海に浮かぶ花びらみたい
そんな桜色を眺めていたら、ピンクダイアのことが浮かんだので、
ここでご紹介しようかと
宝石の話をすると長いので、お時間あればお付き合いを 笑
最近では、店頭でも本当に目にすることが
少なくなってしまいましたね
とても人気の宝石で、10年前位でしょうか。
ブライダルリングのサイドストーンにセッティングするのが
とても人気だったり、
ファッションジュエリーでも稀少性の高い宝石として
女性の肌に優しく馴染む色合とその珍しさが心を掴んでいました
ですから、見たことがない方も沢山いらっしゃるかも
もともとダイアモンドには、ファンシーカラーが
あるって知ってますか?
そしてそのカラーバリエーションはなんと全色です。
その中でも一番稀少とされているのが、
【レッドダイアモンド】
私が知りうる限りですと、世界でも大きなものは2石しかないとか
そしてピンクダイアモンドはそのレッドの色が少し薄く
ピンクと識別されるもののカテゴリーです。
ですから、ピンクダイアモンドにも
非常に濃いものから薄いものまでカラーは様々です
もちろん価値性はビビッドな濃い色の方が稀少で高価です
このピンクダイア、もともと女性に愛される
ダイアモンドとピンク色の合わせですから、
それは人気なのはもちろんですよね
でもそれだけではないんです
ブライダルリングに使用される理由としては
もう少しお話があって
実はダイアモンドがピンク色になる原因(色因)が
はっきりとは解明されていないんです。
これは宝石の中でも珍しい例で、
ちょっと地球のいたずらとか、神秘性を感じさせられます。
それに、このピンク色、拡大して観ると
実は赤い糸のような繊維状のものがダイアモンドの中に
入っていて、それがピンクを出しているんです。
そう、【赤い糸】です
そして、ピンクにはもともとパワーストーンとしての
愛情運アップの効果が。
ご納得頂けたでしょうか。
それでね、そんなに人気のピンクダイア
なんで市場からとてもすくなくなってしまったかというと
実はこのダイア、世界で産地がほぼ1箇所なんです
98%はオーストラリアのアーガイル産
なので、もともとの産出量が非常に少ない。
30年で採り尽くされてしまうだろうと言われていたんです。
そんなことがあり、今ではほぼ閉山状態
更に稀少性が増したピンクダイアは
需要と供給のバランスが崩れ、価格は高騰。
というわけで、
これからピンクダイアモンドに興味を持たれた皆様
この宝石と出逢って、ピン!ときたら、迷わずお側に。
満開の桜と同じ位、
幸せな気分をもたらしてくれるかもですよ♪
CATEGORY:ジュエリー
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