CARATI VOCE

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FURUYA RYOKO
CARATI VOCE デザイナー宝飾小売商の三女として誕生。
宝飾業界に携わりながら、 GIA GG(宝石鑑定士資格)を取得後、 デザインとクラフトを学び、 デザイナーとしての活動を開始。
完全1点もののジュエリーラインとして CARATI VOCE [キャラティーヴォーチェ] を立ち上げる。

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  • 2012/03/28

    研修準備

    伊勢丹立川店出展の際にも頑張ってくれた
    carati voceのスタッフ達

    一人は2年前くらいからですが、もう一人は最近入ったばかり

    次の出展も控えていることだしと、4月に研修会を行う準備をしています。

    carati voceの作品達は、珍しい宝石を多く使用したり、地金素材もバリエーション豊富で
    しかも1点物なので、次々と作品が入れ替わるんですよね
    正直スタッフにしてみたら、作品の顔を覚えるのも一苦労
    色石の知識も重要だし
    展示会にいらっしゃるお客様方は、VIPの顧客様が多く知識も豊富
    って、高度な知識と接客技術が必要なんですよ

    1回目の研修会となる4月は、3日間の予定
    諸事情があり、3日間しか取ることが出来ませんでしたが、
    全力で頑張るしか無いですね

    3日では足りないのは目に見えるので、
    あらかじめ問題集や、カリキュラムの作成をしています。

    photo:01

    色石の知識としてテストを作っていますが、
    GIA(宝石鑑定士資格)を習得した時のテキストを引っ張ったりと
    なかなか懐かしい気分でもあったり。。。

    GIA資格は、東京で20代の頃に習得したのですが、凄まじい日々でした。
    アメリカでは2年掛けて取り組むカリキュラムを、日本では半年という期間
    毎日、予習復習の課題がA4サイズのテキストを読むだけでも20ページ位。
    そして毎週金曜日に行われるテストも全て高得点でパスしなければならない。
    ダイアと色石に分かれていて、最終的にはダイアの筆記と実技、色石の筆記と実技を
    パスして終了となるのですが、
    もちろんこの過酷さに耐えられず、脱落してしまう人も少なくないのです。

    ですから、何となく。。。
    業界内では、この資格を持っていると
    「あの過酷さに耐えられた人物ね。知識も根性もきっとあるわね。」
    といった見方をされる特典付き♪

    と、まぁ。そんな日々を懐かしく思いながらも
    色石テスト100問を完成させ、カリキュラムが完成。

    良い研修会になることを願いましょう。

    CATEGORY:ジュエリー