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2014/07/16
先日の色石講習会からちょっとずつ宝石の話をしたいな～
なんて思っていたので、ご紹介していこうかと。
先日オーダーを頂いたピンキーリングがあって
そのセンターストーンにラリマーをご希望されていました。
そんなこともあったので、今回はこのラリマー。
あまり聞き慣れない宝石かもしれませんね。
とても綺麗な色合いの石なんですが、まだ市場に出て来てから30年未満と歴史が浅く、
新鉱物類に属し、産地も限られているためジュエリー品質のものは稀少性が高いんです。
どちらかというと、パワーストーン品質のものの方が多く目にしている方が
多いかもしれませんね。
carati voce modeのピアス作品からご紹介
こちらのピアスに使用しているベビーブルーの宝石がラリマーです。
画像よりも明るい色合いで、ホワイトのマーブルな色合いが混ざります。
本当に綺麗な色ですよ。
ドミニカ共和国のパオルコ鉱山でのみ産出される
ペクトライトという鉱物の特にこの綺麗なブルー色のものをラリマーと呼びます。
正式名称は「ブルーペクトライト」
ペクトライトは他の国々でも産出されていますが
このブルーのラリマーと呼ばれる種はこの鉱山１カ所でしか産出されません。
また、ジュエリーとしては硬度(引っ掻きに対する抵抗力）が比較的低い宝石ですので
普段の取り扱いには多少気遣いが必要です。
その反面、靭性(衝撃に対する抵抗力）が高く、研磨にはとても技術を要します。
そんなこともあり、ジュエリー品質のラリマーはまだ
なかなか出逢うことのすくない宝石なのかも知れませんね。
気になるパワーストーン効果は
「愛と平和」を象徴する石とされていて
マイナスの感情を静めてくれると言われます。
また、「変化」にも強いとされていて、何か新しいことを始めたいときなど
自分で目標を見つけ出す幸運をもたらしてくれるともされます。
それに創造性やインスピレーションを高める効果もあると言われますよ。
さて、こんなに長々と鉱物学からパワーストーン効果まで
語ってしまいましたが、、
ご興味が湧いた方だけでもお読み頂ければと。
これがね、美味しいお茶とスウィーツでもついて
ゆったりした空間でのリズミカルで楽しいお話なら
もっとおもてなしが出来るって♪思うんですけどね～
やっぱりジュエリーと人ってつながるものなんですね。
そして、先日こちらのラリマーでピンキーリングをオーダー頂いたK様。
完成し、お渡し後にはとても喜んでくださってました♪
きっとパワーストーン効果も相俟って、更に素敵に輝いていかれるんでしょうね☆
CATEGORY:ジュエリー
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